ラディオン'sカルテ

株投資初心者の売買記録

診療放射線技師という職業に限界を感じたお話

こんばんは!

株式投資もしている診療放射線技師のラディオンです!

 

あくまで個人的な意見ですが、診療放射線技師という仕事に対して限界を感じたお話です。

 

 

1.就活の際に感じた病院という特殊な職場環境

私が漠然とこのままではいけないのではないかと感じたのは、就活の際に様々な病院へ見学に行った際でした。

かなりの数の病院へ見学に行きましたが、多くの病院で技師の給料・休みの2つに関しての不満がうかがえました。

見学に行った全ての病院に手取りや有休消化に関して質問をし、見えてきたのは

  • 拘束時間の長さに対して給料が引く(給料は高いが時給は低い)
  • 有給の消化率が低く、取得率は病院毎にかなり異なる
  • なぜか技術を身に着けられうような良い職場ほど給料が低い

それぞれの問題を見ていきます。

 

1-1.拘束時間が長い

主に、勉強会への参加・サビ残が問題のようでした。

勉強会へ積極的に参加する病院では平均で週2-3回、勉強会が行われていたりします。

 

もちろん、給料は出ません!土日だろうが出ません!

むしろ参加費を取られます!

 

コメディカルの初任給は日本の平均収入と比較して良いとされていますが、こうした業務外の拘束時間が長いため時給に換算するととても低いです。

また、診療放射線技師の場合、学会や技師会といった職能団体への登録も半強制的に求められる場合が多いです。もちろん、費用は自費ですよ!

 

こういった職場の空気というものを感じるためにも、学生さんはぜひ多くの病院へ見学に行ってください。私の経験をまとめた記事もあるので参考にしていただけると幸いです。

 

www.radions-karte.com

 

1-2.有休消化率が悪い

この問題は、多くの施設で問題となっているようでした。根底には、人件費という問題があります。人を雇うだけでお金がかかる日本では余分な人員を雇用する余裕がないみたいです。

ある病院では、毎日10人いなくては仕事が回らない環境で、放射線技師技師が13~15人程度で回しています。多少多くしている分は、当直明けや産休・病休等の枠です。

もしも人がたくさん休んだらどうするの?という質問があるかと思いますが、その場合は定数マイナス1~2で回します。単純に1人当たりの業務が増えるため、非常に負担です。

この例は、中小病院では特に顕著です。大型病院では技師が30人以上いる病院も珍しくありません。人がたくさんいる=休める枠も多い、という考えが基本になりますので、大規模病院の方が有給は取りやすいようです。

 

そして、例外的なものが公立・国立病院ですね。これらの施設の放射線技師は、公務員の労働基準に準拠した基準で採用されている場合が多く、有給の消化率が高いです。

しかし、大きな問題としてこれらの病院は大都市になるほど少なく、地方ほど多い傾向にあります。個人経営の病院が建たない(人が少なく利益にならない)から国や県、市などが病院を作っているわけですし、当然かもしれませんね。

 

1-3.良い職場ほど給料が低い

熱意があり、学会発表を多く行い、仕事もできる

こんな放射線技師さんがいる病院ほど、なぜか給料が低い。そんな病院をいくつも見ました。

 

学生の特の私は、なぜ給料が良い病院へ転職しないのだろうと常々思っていましたが、実際に働き始め、内部事情を知ると面白い構図が見えてきました。

 

・知識・技術を短期間で学べる良い病院

→求人に対して倍率も高いため、多少労働条件が悪くても人が集まる

→労働条件をさらに悪くしても、新しい人材を採用すればよい(辞めた分がすぐに埋まる)

→新人の教育システムは完璧なので短期間で使える人材になり仕事は回る

→スキルを身につけたので、労働条件が良い病院へ転職してしまう

 

というループに陥っている病院がいくつもありました。また、仕事ができる人ほど周りにも気を使います。自分が辞めて周囲への負担が増えることを嫌い、転職しない方もいるようです。 

逆に、人が集まり難い病院(立地が悪い等)ほど人を集めるために労働条件を良くしている所もありますよ。

 

2.診療放射線技師としての限界

先ほどまで、診療放射線技師の労働環境に関して触れてきました。

この章では、私が診療放射線技師という職に限界を感じた話をしたいと思います。

 

私は、診療放射線技師という仕事にホワイト企業のような環境を求めることは無理があると判断しています。理由は、単純明快です。自分たちで顧客(患者)を集めることができず、院内で稼いでいる金額が少ないためです。稼いでいる金額が少ない場所にお金は回ってきません。

 前提として、病院に顧客(患者)を集めることができるのは、医師と広報担当くらいです。あの方々の頑張りのおかげで、顧客(患者)が集まりコメディカルに業務が生まれます。診療放射線技師単体で顧客(患者)を集めることは不可能です。

(そもそも医師がいないと何も業務を行えませんしね)

また、放射線技師が検査で取れるお金は実質ゼロという問題もあります。なぜなら、医師から指示を受けて検査を行っているため、その検査の売り上げは検査を発生させた医師のものになるからです。おかしいと思う方もいるかもしれませんが、病院という場所において、この考え方は常識的なものです。

 

これらの背景を踏まえ、私は今後の労働環境の改善賃金の上昇に対して希望的観測を捨てました。今後は自分で何とかしていかなくてはならない、と強く感じたためです。

 

3.今後、自分はどうしていくか

 この先の未来に関して、確定的なことはわかりません。

しかし、診療放射線技師の給料は低くなる傾向にあると予想しています。日本の経済状況の悪化や医療費問題等、悪いニュースはあっても良いニュースはありません。

 

自分と家族、次の世代を守っていくために自分自身で稼ぐ力を身につけなくてはならないと感じています。そのために、私は株式投資を始めました。今はまだ稼げていませんが、将来的には安定した収入源にしたいと考えています。